pkmnsp 二次創作ブログ / CP雑食
学パロ/ジョウト組
三人の成績を一言で言い表すならば、クリスは文系、ゴールドは理系、シルバーは両刀である。
クリスは数学や化学もあわせて成績は良いほうだが、現代文や古典、英語に至っては常に満点近い点数を叩き出す。強いて言うならば物理が唯一の弱点である。ゴールドは数学と物理と倫理だけは出来る。苦手な生徒の多い科目だけに、クラスでもトップクラスに入る。その代わり他の教科は赤点の常習犯だ。シルバーはどの科目も満遍なく成績が良い。強いて言うなら生物が一番の得意分野である。そんな三人の中で、決まってテスト終了後に行われるやりとり。
「やれば出来るんだから、ちょっとは真面目に勉強したほうがいいわよ。毎回再試験じゃない」
「めんどくせえ。この年になって机に向かってお勉強かよ」
「勉強に年齢は関係ないでしょ」
そんなんじゃ本当に卒業できなくなるわよ。クリスが溜息をつく。つーかよ、とゴールドが頭を掻きながらつづける。
「卒業ってそんなに大事なのか? 学校卒業できたとして、何が変わるわけでもあるまいし」
「な……いきなり、何言ってるのよ」
「世界にはなあ、お勉強より大事なもんがたくさんあんだよ」
学校卒業したら飯が食えんのか? そうとは限らないだろうが。それより社会勉強を若いうちからだな。まるで酔っぱらいのように熱弁を振るうゴールド。根が真面目なクリスは呆気にとられながらも反論できなかった。彼女が言いくるめられようとしたとき、ずっと黙っていたシルバーが横やりを入れた。
「最も、卒業することによるデメリットもないけどな」
「あってめ、なんで言うんだよ」
「…………真面目に聞いて損した気分だわ」