pkmnsp 二次創作ブログ / CP雑食
学パロ/ルビー+ゴールド
「おー、お前は近所のオシャレボーイじゃねえか」
げっ。
あからさまに嫌そうな顔でルビーは固まった。相手は一つ年上の不良。厄介事の嫌いなルビーは、進んで不良と付き合ったりはしない。けれども一年前、ひょんなことから共闘したことを切っ掛けに、何かと声をかけられるようになってしまった。
まあ、悪い人ではない。それは分かる。けれどこの先輩はまあ品行方正とは程遠いわけであって、ルビーとしてはかかわり合いたくない部類の人間であることは間違いなかった。そしてもう一点。ルビーが何としても許せないもの、それは彼のネーミングセンスだった。
「……あの、何度言ったら分かるんですか。僕はルビーって立派な名前があるんです!そんな妙な名前で呼ばないでください!」
「あー?」
普段はそんな反抗など歯牙にもかけないのがこの困った先輩の常なのだが、そのときは気まぐれか、少し考える素振りを見せてから、
「じゃ、ルビー」
と呼び直した。
数秒、降りる沈黙。の、後。
「キモっ」
「ざっけんなよ糞餓鬼、今日こそはてめえの根性叩き直してやらあ!」
「できるものならやってみてくださいよ僕これからコンテストの練習なんで」
「待てこら!」