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pkmnsp 二次創作ブログ / CP雑食
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2013年10月19日 (Sat)
レイエ
レッドさん、不法侵入です。

 イエローが目を覚ますと、頬が冷たかった。けれど、押し入れの奥に仕舞っていたのを引っ張りだしたばかりの羽根布団に包まれた身体はあたたかい。寒い時期の目覚めはとても柔らかい。起き抜けの温かさにもう少し浸っていたくて寝返りをうつと、肘の先が何か変なものに当たった気がして、眠い目蓋を持ち上げて視線をそちらに向ける。息が止まるかと思った。
「……レッドさん?」
 ベッドに突っ伏すようにして眠っているのは、憧れの人そのひとだ。チュチュもピカも姿が見当たらないので、この朝早くから遊びに行ったのだろう。そういえば昨日、ブルーのお使いでレッドが来ると聞いていたのだが、結局来なかったことを思い出す。イエローが寝入ってから訪れたレッドが、用件を果たせずに立ち往生した結果がこれなのだろうか。苦しい態勢だろうに、呑気に寝こけている姿は、普段の戦い慣れた雰囲気とは似ても似つかなくて、イエローは思わず苦笑いする。
「風邪ひいちゃいますよ」
 ベッドから抜け出して、その身体を羽毛布団で包んだ。ううん、と呻いた声に再び笑いを誘われる。
 朝の空気は冷たくて、足元からさっと冷えが差してくる。けれどそんなことなど気にならないくらい、イエローの心は弾んでいた。朝食を作ろう。滋養のある、あたたかいスープがいい。それに、熱いお風呂もつくっておいてあげよう。それから忘れずに部屋をあたためておかなくちゃ。今朝感じた温もりよりも、何倍もあたたかいとびきりの幸せをあげよう。寝過ごせる寒い日の朝よりも、もっともっと素敵な時間を。

(あたたかい朝を、あなたに)

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